【2016年9月号特集】住宅インスペクションとは?

中古住宅は、経年劣化だけではなく、所有者の使用状況や維持管理によって物件ごとに品質に差があります。そこで売買の前に、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期を診断(インスペクション)することをいいます。国土交通省が2013年6月に「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を策定。(※下記の図参照)診断方法や診断項目など一定の基準を設けました。これにより、事業者によって診断結果に差が出ることなく、第三者の適正な診断が得られることになりました。
診断方法は、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を目視により確認するのが基本。劣化状態については蟻害、腐食、傾斜、ひび割れ、雨漏り、給排水管の漏れや詰まりなどの有無を診断します。住宅インスペクションを行うことで、建物のコンディションが適正に物件価格に反映され、安心して取引を行なうことができます

〔資料提供:ジャパンホームシールド(株)〕無断転載は固く禁じます〕

■既存住宅インスペクションガイドライン

中古住宅の売買における住宅インスペクションは建物の現状を把握するための基礎的な検査になります。
■既存住宅インスペクションガイドラインでの検査項目(戸建住宅)
■既存住宅インスペクションガイドラインの検査項目(共同住宅)
■住宅インスペクションの概要

一定の資格者が構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分に係る部分の検査を行います。
■検査内容(基礎・外壁・軒下)
■検査内容(室内・床下・給排水管路)
■検査内容(屋根裏・屋根・バルコニー)
■検査報告書

検査実施後、検査項目毎に詳細に検査した内容を報告書にまとめます。検査箇所の写真も撮影して記録として残します。
■既存住宅売買瑕疵保険について
検査に適合すれば既存住宅売買瑕疵保険を利用でき万が一の保証で安心な売買ができます。

既存住宅売買瑕疵保険は、売主が「宅建業者」と「宅建業者以外」の場合で利用する保険が変わります。
■住宅インスペクションはどんなタイミングで利用するのでしょうか?

住宅インスペクションは、依頼者や目的により活用の仕方が違ってきます。